デコ活
(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)
脱炭素社会の実現には、市民の皆さま一人ひとりが自分ごととして取り組むことが重要です。市民・事業者の皆さまも、できることから「デコ活」に取り組んでみましょう。
「デコ活」とは
2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、暮らし、ライフスタイルの分野でも大幅なCO₂削減が求められます。しかし、国民・消費者の行動に具体的に結びついているとは、まだ言えない状況です。
そこで、環境省は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を後押しする「デコ活」(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)の展開を始めました。
「デコ活」は、環境省が公募で決定した「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称であり、「二酸化炭素(CO₂)を減らす”脱炭素(Decarbonization)”と、環境に良い”エコ(Eco)”を含む“デコ”」、そして「活動・生活を表す”活”」を組み合わせた新しい言葉です。
国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を促すため、衣食住にわたる国民の将来の暮らしの全体像「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」を明らかにし、具体的なアクションを提案するとともに、自治体・企業・団体等の参加の下、脱炭素化による豊かな暮らし創りに向けた取組を展開し、新たな消費・行動の喚起とともに、国内外での脱炭素型の製品・サービスの需要創出にもつなげていくものです。
「デコ活」宣言
「デコ活」宣言とは、上記取組を加速化させることを目的に、企業・自治体・団体・個人が宣言するものです。四日市市は、「デコ活」の取組に賛同し、2023年(令和5年)8月29日に「デコ活」宣言を行いました。
「デコ活」宣言は、環境省ホームページ(外部リンク)から行うことができます。
宣言内容
- 宣言①
- 脱炭素につながる製品、サービス、取組展開を通じて国民の彩り豊かな暮らし(デコ活)を後押しします!
- 宣言②
- 日々の生活・仕事の中で、デコ活(脱炭素につながる豊かな暮らし)を実践します!
地球温暖化が進行する中、本市としても、四日市公害の歴史と教訓を踏まえて、脱炭素への取組を強化し、将来にわたり四日市市の豊かな自然環境を次の世代につないでいく必要があります。カーボンニュートラルの実現に向けて、市民や事業者と一体となり、全力で取り組んでまいります。
「デコ活」アクション
環境省では、暮らしを豊かに、より良くする具体的な取組として、”まずはここから”4アクションを筆頭に、計13のアクションが設定されています。
脱炭素に寄与する活動やライフスタイルを実行・計画・考察する際に、是非ご活用ください。
「まずはここから」4アクション
頭文字 | 分類 | アクション |
---|---|---|
デ | 住 | 電気も省エネ 断熱住宅 (電気代をおさえる断熱・省エネ住宅に住む) |
コ | 住 | こだわる楽しさ エコグッズ (LED・省エネ家電などを選ぶ) |
カ | 食 | 感謝の心 食べ残しゼロ (食品の食べきり、食材の使い切り) |
ツ | 職 | つながるオフィス テレワーク (どこでもつながれば、そこが仕事場に) |
「ひとりでにCO2が下がる」3アクション
分類 | アクション |
---|---|
住 | 節水できる機器、高効率の給湯器を選ぶ |
移 | 環境にやさしい次世代自動車を選ぶ |
住 | 太陽光発電など、再生可能エネルギーを取り入れる |
「みんなで実践」6アクション
分類 | アクション |
---|---|
衣 | クールビズ・ウォームビズ、サステナブルファッションに取り組む |
住 | ごみはできるだけ減らし、資源としてきちんと分別・再利用する |
食 | 地元産の旬の食材を積極的に選ぶ |
移 | できるだけ公共交通・自転車・徒歩で移動する |
買 | はかり売りを利用するなど、好きなものを必要な分だけ買う |
住 | 宅配便は一度で受け取る |
これだけに限らず、暮らしが豊かになり、脱炭素などに貢献していくものは、すべて「デコ活」アクションとなります。
「デコ活」応援団
本市は、「デコ活」(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動) に賛同し、「デコ活」応援団 (官民連携協議会) に参画しています。
デコ活応援団の取組みを通して、国や他自治体、企業、団体、消費者等との連携を十分に図り、脱炭素社会の実現に向けた施策により一層取り組んでいきます。