8月のデコ活 ~エアコンにおける節電方法~
夏を涼しく過ごすにはエアコンが欠かせません。実は、夏の日中(14時頃)に、家庭で最も多く電気を消費しているのがエアコンで、約半分を占めています。
エアコンを上手に使うことが夏の節電におけるポイントだと言えます。熱中症に気を付けて、無理のない範囲でエアコンの効率的な使い方を学び、ぜひ実践しましょう!
出典:資源エネルギー庁
1.クールシェア
「クールシェア」という言葉を聞いたことはありますか?クールシェアは、今すぐに誰でも簡単にできて、家族や地域で楽しみながら節電に取り組むことができるデコ活です。
オフィスや家庭での冷房時に室温28℃でも快適に過ごすことができる工夫「クールビズ」から、さらに一歩踏み込み、エアコンの使い方を見直し、涼をみんなで分かち合うのがクールシェアです。
夏の暑い日は、家の電気使用量の半分以上をエアコンが占めています。家庭では、複数のエアコン使用をやめてなるべく1部屋に集まる工夫をしたり、公園の木陰などを利用することで涼をシェアする、など1人あたりのエアコン使用を見直すことがクールシェアの考え方です。
○クールシェアの実施について(2022/7/1:環境省)
環境省でもクールシェアを推進しています。詳しくはこちら
2.エアコンでできる省エネ
(1)フィルター清掃
エアコンのフィルターは意外と汚れが溜まりやすいものです。
掃除をせずに汚れたままのフィルターを使用していると風量が落ちてエアコンの効き目が悪くなってしまい、風量や温度設定を変えないと室内は快適にはなりません。
エアコンのフィルターを清掃すると空気を吸い込む力が回復し、風量が十分に出るようになります。
そうすることで、エアコンの設定を変えずとも室内環境を快適にすることができ、節電にもつながります。
フィルターの清掃の目安は使用頻度にもよりますが概ね2週間に1回が理想的です。
(2)室外機まわりの清掃
室外機の吹出口にものを置いていると冷暖房効果が下がってしまいます。室外機は風通しの良い場所に設置して、周りは整理整頓しましょう。
■ちょっとした工夫でエアコンを効率的に使いましょう!
エアコンは少し工夫することで使用電力量を削減することができます。また、クールシェアを家庭で実践することで家族団らんの機会が増えます。
みんなで「涼」を分かち合い、熱中症に気を付けて無理のない範囲で、楽しくデコ活を実践しましょう!